いびき/睡眠時無呼吸は中高年の男性に比較的多いですが、若い方や女性の方でもいびきで悩んでいる方は多くいらっしゃいます。
おとなのいびき
/睡眠時無呼吸の主な原因
- 体重増加
- 顎顔面形態(あごの形)
- 咽頭形態(のどの形)
- 加齢
- 男性
このようにいびきの原因はさまざまあり、各患者さんによって治療法が大きく異なります。
そのため耳鼻咽喉科ではいびき/睡眠時無呼吸の原因を探索することから始めていきます。
まずはご本人、ご家族から症状をうかがい、喉頭ファイバースコープ検査やX線検査、CT検査で上気道の評価を行います。
そして自宅で行う睡眠検査(簡易睡眠検査)で睡眠時無呼吸があるのか、ないのか、あるのであればその重症度を診断いたします。
簡易睡眠検査の結果によってさらなる精査が必要と判断した場合には、より精度の高い睡眠検査(終夜睡眠ポリグラフ検査/PSG)をご自宅で行っていただきます。
症状、上気道の評価、睡眠検査の結果によって、ご本人にあわせた治療方法を選択していきます。
おとなのいびき
/睡眠時無呼吸の治療
- 減量
- CPAP療法
- 口腔内装具(マウスピース)
- 手術療法
- 側臥位睡眠
睡眠時無呼吸の治療を行うには、まずはその原因を知ることが重要であり、原因を知るには耳鼻咽喉科での上気道の評価が必須になります。
睡眠時無呼吸の原因を知り、ご自身の現状を把握し、さまざまな治療の選択肢の中からご本人の生活スタイルに合った治療を話し合いながら進めることが理想と考えます。
いびきが気になる方、ご家族からいびきを指摘されている方、日中の眠気を感じる方、運転中に眠くなったことがある方、など、まずはご相談からで構いません。ぜひ一度ご受診いただければと思います。
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